DStationは、産業用ドローンDJI MATRICE300RTKと、効率的な運用ができるソフトウェアFlytNow、堅牢な自動充電ドローンポートHEISHA D135を統合したシステムです。長時間飛行が可能な点、最小限の人員で街中を調査するための遠隔操作や、国立公園での山火事の際の数分でドローンが駆け付けた初動対応は、システムを導入することで得られた大きなメリットです。現場の状況を早急に把握するためには、DStationよりも効果的なソリューションはありません。
巡視点検ソリューション
DStationは、安全なドローン運航のためのジオフェンス設定ができ、メンテナンスコストを抑えたうえで作業者を危険にさらすことなく発電所の点検が可能です。高速道路では、事故が起こった際に、現場から遠く離れた警察官を派遣することなく現場調査が可能です。建設現場においては、DStationを用いることで、ドローンを指定の場所に飛ばし、異なる視点から隅々まで状況を確認することができます。太陽光発電所においては、Freeskyから赤外線カメラの制御を行うことができるため、真夏でも作業者が巡回することなく発電所の点検が可能で、自動充電ドローンポートDStationが最も活躍するアプリケーションの1つです。
DStationによる巡視・警備業務のスマート化
スマートシティプロジェクトでは、DStationが警備ロボットとして活躍します。クラウドセンターがさまざまな部門から情報を収集し、その数分後にはFreesky OSから指示を受けたドローンが、定期運航もしくは緊急調査の飛行を実施します。環境調査についても同様、河川の汚染の有無や、交通渋滞が発生した原因を特定する場合においても、短時間かつ最小限の人数で調査が可能です。自動充電ドローンポートDStationを活用することで、新技術によるスマートな都市運営が可能です。
最も重要な安全運航
HEISHAは、ドローン活用においてなによりも安全性を重視し、潜在的なリスクを最小限に抑えるよう努めています。ジオフェンスを設定しないと、飛行を開始できません。HEISHAの充電ポートを使った精密着陸の成功率は、3年以上のテストに基づきマーカー認識とIRロックの2つの技術を用いることで、99.99%以上に達します。
マーカー認識の革新的な進化により着陸精度が大幅に向上し、IRロックによりトラッキングを外すことがもはやむずかしくなりました。D135には2つのカメラが付属し、1つはT3コントロールタワー、もう1つを充電パッドに搭載し、ドローンとD135ドローンポートのリアルタイム監視を可能にします。Q100リモート監視や、診断モジュールなどのいくつかの監視モジュールを搭載しており、ドローン運航と充電の安全性を確保し、メンテナンス作業を容易にします。
ジオフェンス
監視モジュール
(カメラ+内部監視モジュール)
精密着陸の2重化
構成
FlytNow OS
FlytNow OSは、 FlytBase社の遠隔操縦システムで、インターネットアクセスまたは5G / 4G通信がある限り、世界中どこにいてもD135ドローンポートを用いてドローンの充電が可能です。 FlytNowを使えば、事前に設定した自動航行ルートを選択した飛行や、自動的な定時巡回も可能です。 ボタン一つで離陸し、カメラのズームの調整や画像の撮影、720°パノラマビデオの撮影も可能です。充電ポート充電ドックに戻り充電を開始するのもワンクリックで完了です。 |
D135ドローンポート
産業用途の自動充電ドローンポートD135はステンレスで覆われているため、過酷な環境にも耐える堅牢性を備えます。気象観測システムが統合されたT3コントロールタワーを設置し、遠隔操作の飛行ができる条件か確認します。エアコンの搭載、自動充電機構、通信モジュールなど、各種制御ユニットが組み込まれており、安全で安心なドローン運用が可能です。 |
F80
D80は、世界で最も多くの機体に互換性のあるドローンポートであり、2sから4sのLi-Poを搭載した全てのドローンに対応します。
最も使い勝手の良い、マルチプラットフォームなドローンポートであり、エアコンや複数のセンサーが搭載されてます。
全ての制御基板は独自開発で、品質向上のための開発を繰り返し、第6世代を迎えました
MATRICE300RTK
M300は、ドローン業界、特に産業界におけるトップクラスの性能を保有しています。最大55分の飛行時間、高い信頼性、メンテナンスネットワークすべを兼ねそろえており、ドローン事業者の最初の1台ともなる機体です。撮影画像にRTK即位による座標情報が保存できるため、さらに用途が広がります。